リハビリテーション課

促通反復療法(川平法)とは?

 脳卒中の後遺症である運動麻痺の改善を目的としたリハビリ方法です。
 鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター・元センター長、現促通反復療法研究所所長川平和美名誉教授が開発され、2011年 NHKの「脳がよみがえる~脳卒中・リハビリ改革~」で放映され注目を集めました。
 また、「脳卒中ガイドライン2015」でもグレードBとされ、脳卒中に対する効果的なリハビリテーションとして推奨されています。

促通反復療法の内容

 患者様の意図した運動を行ないやすくするために反射・反応を利用します。
(伸張反射、皮膚筋反射、姿勢反射、連合反応など)
 その反射・反応を利用し1パターン50~100回、同じ運動を繰り返し患者様の意図した運動を反復します。運動方法は上肢・下肢・体幹ごとに定められており、麻痺や歩行、日常生活動作の改善を目指します。


上肢の運動

手指の運動

下肢の運動

足の運動

また、治療効果を高めるために電気刺激、振動刺激などを併用します。



当院に開発者である川平和美名誉教授をお招きし指導もしていただいています。


促通反復療法を実施する強化入院(6週間)もお受けしています

強化入院申し込みの流れ

① 電話でお申し込み(地域医療連携室にてお受けしています)
② 判定者会議による選考
③ 医師による外来診察・面談
④ 入院申し込みを予約して順番待ち
⑤ 入院リハビリ6週間
⑥ 日常生活の注意等を指導し終了

お問い合わせ
詳しくは、地域医療連携室でお尋ねください
電話番号  0744-21-7200(代表)
FAX     0744-21-7222


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