リハビリテーション課

CI療法

『CI療法』
〜「動く手」を「使える手」へ〜


 CI療法は、脳卒中や脊椎損傷後の後遺症として残ってしまった麻痺側上肢に対し、集中的リハビリテーションを行うことで機能回復を目指す治療法です。脳卒中治療ガイドライン(脳卒中学会,2015)でも麻痺側上肢機能改善が期待できる治療法として推奨されています。

 CI療法では「病状により患肢が使えないのは、運動抑制するように条件付けられた学習現象(学習性不使用)である」という考えから、患肢の段階的使用を柱としています。

 当院ではセラピストと目標設定を行い、患肢を動作使用することに意識を向け積極的に使うことで学習性不使用からの脱却を目指します。
 機能が向上した「動く手」が日常生活動作での「使える手」となるよう取り組んでいます。









 HANDS療法は、脳卒中で麻痺した手や指の動きの改善を目指す治療法です。
固定装具と随意運動介助型電気刺激装置(IVES:アイビス)を装着し、集中的に使用することにより、動きの改善や生活の中での実用性向上を図っていきます。

当院では、CI療法と併用しながら実施しています。



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