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消化器 ・肝臓センター ご案内

当院では消化器・肝臓センターを新しく開設し、消化器外科・乳腺外科、放射線科と協力して
消化器疾患の診断、治療に邁進しています。

従来の上下部消化管内視鏡検査に加えて、癌の早期発見・診断に有用な特殊光(NBI)(BLI)や
光学ズームでの観察が可能な最新の内視鏡システム(オリンパス社LUCERA ELITE)(FUJIFILM社LASEREO 7000)を導入し、早期胃癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や、総胆管結石・閉塞性黄疸などの検査・治療に際して内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)などを施行しています。

また、外来化学療法室を設置し、これまで繰り返し入院して治療しなければならなかったがん化学療法が、家庭で生活をしながら、通院により外来で行うことができるようになっています。

肝疾患においては、奈良県より2016年4月1日付けで「肝疾患に関する医療圏中核専門医療機関」の指定を受け、B型・C型ウイルス性肝炎の診断、治療にも取り組んでいます。特にC型肝炎については経口薬によるインターフェロンフリー治療などの抗ウイルス治療も行っています。

その他、最近注目されている非アルコール性脂肪肝炎(NASH)や、自己免疫性肝炎(AIH)、
原発性胆汁性胆管炎(PBC)などの疾患に対してもエコー下肝生検での診断や治療を行っております。

肝癌に対しても、ソナゾイド造影剤を用いた造影超音波検査や最新の64列マルチスライスCT、
2基の3.0テスラ MRIを用いて診断し、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)や奈良県立医科大学
放射線科と連携し肝動脈化学塞栓術(TACE)などを行います。

上部消化管内視鏡・下部消化管内視鏡

ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は、高周波メスにて直接病変の周囲切開と病変下の粘膜下層を視認しながら剥離していく事により、腫瘍径が大きな病変でも病変を一括で切除することが可能です。
詳細な病理診断が可能で、根治性が高く、その後の明確な治療方針を患者さんに提示できる優れた手技です。臓器が温存されるために、外科手術と比べて患者さんの負担の軽減につながります。



ERCP:内視鏡的逆行性胆管膵管造影


最新のC型肝炎治療

経口抗ウイルス薬(Direct Acting Antivirals:DAA)によりほぼ100%ウイルス排除が可能となった今、ウイルス排除後のfollow upが重要とされ、 発癌リスク(年齢・肝線維化・肝脂肪化・インスリン抵抗性・飲酒の影響)などを評価するために、経口抗ウイルス薬の導入は原則入院で行って います。以後、外来で内服中は原則2週間に1度来院いただいております。 なお、経口抗ウイルス薬治療に際して、肝癌合併は適応外となりますので、症例に応じてご相談させて頂いております。

・慢性肝炎は基本的に肝生検を行います。
・肝生検ありのDAA導入パス(2泊3日、木曜日入院)
  day1 入院、服薬指導、肝炎指導   
  day2 肝生検   
  day3 経口抗ウイルス薬内服開始、服薬確認・退院指導、退院

最新超音波診断装置



ラジオ波焼灼療法(RFA)



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